ぶつブロ

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ギリシャ神話にみる人間本来の無茶苦茶さについて

こんなことを調べてみた切欠はドラゴンズドグマというゲームのポーンの名前を考えたことです。

一緒に冒険するNPCの仲間をポーンといいます。

まあ、そんなことはどうでもいいんですがとにかくなんかいい感じの名前を付けたかったんです。

 

 

 

 

アドニスという名前、それに関わる神話

知り合いでとにかく見た目がいい男の子がいる。性格はほぼ知らない。

(アドニス・・・)

彼を見るたびに思っている。

アドニスという名前が美少年の代名詞くらいに思っていたが、ポーンの名前にしてみようかと思って調べたら彼にまつわる神話が結構無茶苦茶だった。

 

 

人間の王女が「アフロディーテよりも美しい」と言われたことで、アフロディーテが怒り彼女をその父親に恋させてしまう。

気の毒に思った乳母が彼女を父親に顔を隠して引き合わせ、一夜を共にさせる。父親は怒り狂い彼女を殺そうとする。

 

もうね、この時点でまじアフロディーテはさぁ・・・( ゚Д゚)

 

しかしまだこれからですよ。

彼女は逃げ延び、哀れに思った神が彼女を木に変えそこにイノシシがぶつかってアドニスが生まれます。アフロディーテは美しいアドニスに恋をします。

 

えっ・・・・

 

アフロディーテはアドニスを冥界の王の妻ペルセポネーに箱に入れて預け、中を見ないように言って育てさせますがペルセポネーは箱を開けてアドニスを見てしまい恋をしてしまいます

 

えぇ・・・

 

やがて成長したアドニスを巡って二人は争いますが、天界の裁判によりそれぞれ週に3日ずつ過ごすことになります。

が、アドニスは残りの1日をアフロディーテと過ごすのでペルセポネーは大不満。アフロディーテの愛人に告げ口してアドニスを殺させてしまうのです。

奇しくも生まれた時と同じく、イノシシに化けた神がまた彼を殺したのです。

 

アフロディーテ・・愛人いるやんけ!

でもって赤ん坊に恋するんか!

ペルセポネーは人妻なんかよ!?

 

こんなの有りなのか、有りなんだな。

いやもう、神々の前では何でもありなんだなと我々は白目になるしかないのだ。

 

 

 

愛と美の女神アフロディーテに関する神話

セーラームーン世代としては愛と美の・・・と言われたらセーラー戦士をい浮かべますね。

ヴィーナス、イコールアフロディーテです。

 

天界の女王ヘラ、戦いの女神アテナとその美しさを争い、それが元で戦争になったとされています。

 

アフロディーテ、気が強すぎないか?

 

 

 

 

日本神話との無茶具合の比較

 

そもそも日本の神話と比べるのもちょっと変な話ですが。。

日本の場合は神話がそのまま天皇に続きますよね。

 

その為、本当に無茶苦茶やってる神話は大人の事情により消されてしまっていると言う人もいます。

まぁ、日本書紀や古事記の作られた時期からみてもそうだろうな~という感じです(天武天皇の頃)

 

男尊女卑、権力寄りの内容も多いのが少々寂しい。

悪いことをしたら罰を受けなきゃいけないし、引きこもっていたら引きずり出される。

 

無茶苦茶しやがる・・・!みたいなのはあんまり。せいぜい悪戯心で牛を投げ込んで官女を死なせてしまうくらいでしょうか?

 

ヤマトタケルの冒険譚は女装して美女になったりするところにちょっと日本らしさがありますかね。

 

 

結局名付けはどうしよう

 

主人公女でポーン3人イケメンという状態で戦う予定です。

アドニス、アレス、ヘーパイストスとか?ちょっとアレだ、神罰を受けそうだ。

 

やっぱり止めてジェニーフレンドから選ぶかな。